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どうやって曲を作っているかみたいな話

この記事は、mast Advent Calendar 2016 の19日目の記事です。

完成した曲が聞きたいせっかちなかたは一番下からどうぞ。

はじめまして(?)、ぷりりーです。mast12です。を作ったりFPGA高位合成処理系を作ったりしています。

さて、登録したはいいものの、特に書くことを決めていなかったので、アンケートをとってみました。

キャプチャ

 

なるほどね。本当はFPGAとかレイテンシについて話したかったのですが、作曲について書こうと思います。

作曲に関する話題というと、だいたい
・曲ってどうやって作っているの?(普通の人向け)
・作曲うまくなるにはどうしたらいいの(曲作ってる人向け)
の2パターンの記事が考えられると思うのですが、今日は前者について書こうと思います。

さて、ということで今日は実際に曲を作っていきましょう。今は23時30分です。確実に日付を超えてしまいますが、2時間くらいで完成させることを目指したいと思います。
記事を書きながらなので、ちょっとむずかしいかな…?

曲の作り方は人それぞれですが、今日は僕の作り方を紹介します。

 

DAWを立ち上げる

cubase

作曲をする時、大抵の人はDAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれる、曲を作るためのソフトウェアを使います。

僕はCubaseと呼ばれるソフトを使っています。やっていきましょう。

cubase_2

立ち上がったぞ。

僕はよく曲を作るので、予めテンプレート用のプロジェクトを用意していて、いつもそこから作曲を始めています。
今日はこれから始めていこうと思います。
cubase_3

cubase_4

cubase_5

立ち上がりました。逐一キャプチャしながらやっていくの結構面倒大変やな…今23:40です。すでに10分経過。

画面をざっと見てみましょう。

cubase_6

左にトラックと呼ばれるものが並んでいます。このトラック1つが、一つの楽器パートに相当します。
マウスで字をかいているので汚いのは気にしないでください。。

 

音を探して打ち込む

早速1トラック打ち込んでみましょう。まず音色を雑に選びます。

最近、花澤香菜さん(というか宮川弾さん)の曲にハマっているので、そういう感じのやつ(雑)を作ろうと思うわけですね。
曲を作るときはモチベーションが大事です。(そして締切。)

実際は作ろうと思ったものが完成することはほとんどありませんとは限りませんが、今回はあまり脱線せずに完成させたいところです。
今日はピコピコした感じのボサノバをつくろうかな。とりあえずOmnisphareという音源でそれっぽい音を探します

make_0

これが良さげやな。

人にもよると思いますが、僕の場合はまず主要なパートを雑に打ち込んで全体のイメージのラフを仕上げてから、
細部までの作り込みを行います。なので最初はプリセットの音を使っちゃう。
とりあえずこんな感じ~みたいなのを打ち込んでいきましょう

make_1

make_2

上の画像のものをピアノロールと言います。上下が高さ、横軸が時間を表しています。
よしできた。音だとこんな感じ。今24時です。

 

作っていくぞ

MIDI録音で打ち込んだものはタイミングが少しずれていたりするので、クオンタイズと呼ばれる操作を行ったりして、整形とかをしていきます。

ここで気づいたんだけど、この細かさで記事を書きながらだとけっこうしんどい! というか曲が進まない。
このペースだと日が昇ってしまうので、端折りながら進めます。

基本的なサイクルは、音を探す→打ち込む→他のパートとあわせて聞いてみて確かめる という感じです。

大まかな楽器構成と流れを考えながら、作業を進めていきます。

パートは…
まずメロディーでピコピコリード、
コードでピアノとさっきのOmnisphareの音源、
あとはボサノバなのでおとなしめのドラム
厚みをだすためのごまかしのためのストリングス
そして宮川弾ぽくしたいのでシロフォン!、て感じで組んでいくことを考えます。
新しい雰囲気の曲を作るときはここでかなり悩んだり試行錯誤するのですが、今回はゴールの雰囲気が決まっているので、ほぼこれでOKでしょう。

構成は…
時間が限られているので、A→展開→サビ の簡単な構成にしたいと思います。
展開にあわせて、
・使う楽器を増やす
・音量を上げる
・リズムをきざむ
などして盛り上がりを作っていきます。

 

…できた!(1時半)

make_3

最初に打ち込んだピコピコシンセに加えて、ストリングス、ドラム、メロディー、ピアノ、ベース、シロフォンのパートを打ち込みました。

こうして書き出してみるとけっこうトラックありますね。

だいたい形ができてきたら、さらにミキサー(トラック=楽器パートごとの音量調整おこなえるツール)をいじって、バランスを整えていきます。
エフェクト(リバーブやコンプなど)もてきとうにかけていきます。

このような作業を「ミックス」と言います。曲を作るのと同じくらい大事な作業です。
・目立つべき部分のパートがしっかり前に出ているか
・目立たないでいいパートがうるさくないか
などに注意して行っていきます。

だいたいOKかなというところで、書き出します。今日は時間がないので、適当なところで打ち切り。

make_4

 

完成した曲がこちらです。

 

わかりやすいように、曲が進むにつれて徐々に使うトラックを増やしていく感じで作ってみました。

どうでしょう? 最初の方ちょっと微妙ですが、ちゃんと展開のある曲になっていると思います。

普段はここから、もっと少し細かく調整をかけたり、リテイクしたりしてクォリティを上げていきますが、今回はサンプル曲なのでこのくらいで!
曲的には、ボーカルを入れたら面白そうですね。時間があったらもうちょいいじってみようかなと思います。

ちょうど2時くらいです。23時半に始めたので、曲に1時間半、調整30分、記事30分くらいの配分かな?

以上、DTMerはこんな感じで曲を作っています!というお話でした!

 

 

宣伝

さて、最後に宣伝です。
僕が代表をやっている同人音楽サークルPrhyzmicaは、今年の冬コミC91にも出展しています。
今回は旧譜timescalerと、いい感じのポストカードを頒布予定です。

よろしければ遊びにおこしください!

場所は冬コミ3日目 西り39aです。12/31、おおみそかです!

 

また、冬コミにいらっしゃれない方もなんと、僕の曲を買うことができます。

こちらからどうぞ。

Spotifyを使っていらっしゃる方は、”Prhyzmica”で検索するとよろしいでしょう。

では!